ミツバチ検定〜8月の課題
【正解と解説】


【正解】
 オス( B )
 メス(AとC)

【解説】
 A〜Cはそれぞれ次の通りです。
◎写真A・・・女王バチ(メス)
 毎日2000個の卵を産み続ける。3〜5年の寿命。
◎写真B・・・オスバチ(オス)
 繁殖期のみに出現。数ヶ月の寿命。
◎写真C・・・働きバチ(メス)
 ミツ集めのほか、幼虫の世話などを行う。夏季は1ヶ月の寿命。


 まずオスとメスとの違いですが、女王バチはオス・メスの「産み分け」ができます。六角形の小部屋(Cの写真の背景)には受精卵を産みメスバチが産まれます。若干大きめの小部屋には無精卵が産みつけられオスバチが産まれます。

 同じ受精卵から産まれるメスの女王バチと働きバチは、遺伝的には全く差がありません。卵から生まれた後の食事の違いによって差が出ます。
 ほとんどのメス幼虫は六角形の小部屋で、花粉と蜜により育てられ、働きバチとなります。
 王台と呼ばれる部屋で、ローヤルゼリーを与えられたごく少数のメスバチが女王バチとなります。

 春から夏にかけての繁殖期、誕生した新女王バチが巣の外に出かけます。オスバチはそれを追いかけ空中で交尾します。
 「結婚飛行」が終わった女王バチは、巣の中で卵を産み始めます。
 働きバチ(女王バチの姉妹・娘になります)は、ミツを集めたり、巣の掃除や幼虫の世話などを一生懸命します。
 
 ミツバチはこのような役割分担がある「社会生活」を営むコン虫です。

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