1950年創業のローヤルゼリー専門メーカー「森川ローヤルゼリー株式会社」 企業概要・歴史をご紹介
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 ローヤルゼリー専門メーカーである森川ローヤルゼリー株式会社の企業概要や企業の歴史などをご紹介します。

ごあいさつ

 この度は、森川ローヤルゼリーWebサイトをご訪問いただきありがとうございます。森川ローヤルゼリー株式会社社長の森川です。

 当社創業者である森川保羅(やすら)が、前身である「森川養蜂場」を創業したのが、戦後間もない1950(昭和25)年で、ハチミツ生産のためにミツバチの飼育を始めました。

 創業間もなく、養蜂に関する海外の書籍を読んでいたところ、「Royaljelly」を紹介する記事を見つけました。女王バチの生命力を支える物質で人類の健康に寄与する物質である、という記述でした。身体が弱い家族がいたため 、とても関心を持ちました。

 「ローヤルゼリーで人々を健康にしたい」という熱い想いを胸に、ローヤルゼリー普及のための研究を始めました。試行錯誤を行いながら、1954(昭和29)年に「ローヤルゼリーの多収技術 」を確立させ、 1958(昭和33)年に凍結乾燥法を応用した「カプセル入ローヤルゼリー」を発売しました。

 以来50年以上にわたり、多くのローヤルゼリー製品を作り続けてきました。これも一重に当社製品をご愛用いただいたお客様のおかげだと思っています。
当社は、これからも創業者の「ローヤルゼリーで人々を健康に」という想いを大切に、安心できる確かな品質の製品をお届けします。

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ものづくりコンセプト

 創業者の「ローヤルゼリーで人々を健康に」という想いを具体的な形にするのが、「製品」です。

 ローヤルゼリーは本来若い雌バチが分泌する「女王バチ用特別食」ですが、分泌直後に女王バチに与えられるため、同じミツバチ産品のハチミツと異なり「保存」が全く考えられていません。また刺激が強い味のため、そのまま食べるには向いていません。
 これらの欠点を改善するため、ローヤルゼリーは一般的に錠剤等に加工されて販売されます。こういった加工によって、ローヤルゼリーが持っている変質し易さや刺激が強いという問題が解決され、ローヤルゼリーが多くの人に普及するようになりました。

 ローヤルゼリーが一般に知られるようになって半世紀がたち、その間科学技術が発達し、ローヤルゼリーの分析も進んでいますが、まだ完全に解明されていません。もちろん女王バチを育てることができるような100%の「人工ローヤルゼリー」も完成していません。

 女王バチの生命力を支えるローヤルゼリーの秘密が100%解明されていないことから、私たち専門メーカーが一番大事にしなければならないことは、ローヤルゼリーの力を尊重することだと考えています。

 特に、ローヤルゼリーの主成分であり近年の研究から機能性などが少しずつわかってきたタンパク質は、とてもデリケートな物質で、熱や圧力で変質してしまいます。
 健康食品の製造工程の中には、原料に熱や圧力が加わってしまうものがあります。利便性を高める加工が、ローヤルゼリーが持つ力を損なってしまっては本末転倒です。

 当社のローヤルゼリー製品づくりの基本は、「ローヤルゼリー本来の力を活かすこと」と「利便性を向上させ手軽に利用しやすいこと」の二点を両立させることです。そのために、ローヤルゼリーの特性を研究し、最も適した製造方法を追求しています。

 「ローヤルゼリーで人々を健康に」この創業者の想いを実現するための第一条件、「ローヤルゼリー本来の力をそのまま、ご家庭に」を実現する製品づくりに挑んでいます。

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企業概要

森川ローヤルゼリー株式会社の企業概要を紹介します。

概要

商  号 森川ローヤルゼリー株式会社
所 在 地 〒861-4142 熊本市南区富合町杉島1153-4
代 表 者 代表取締役 森川 治雄
創  業 1950(昭和25)年  「森川養蜂場」創業
設  立 1962(昭和37)年4月24日 「森川ローヤルゼリー株式会社」設立
資 本 金 1000万円
事業内容 ローヤルゼリー等健康食品の製造及び販売
取引銀行 三菱東京UFJ銀行熊本支店
熊本信用金庫川尻支店
所属団体 (社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会
(財)日本健康・栄養食品協会
(社)熊本県物産振興協会
沿  革 「森川ローヤルゼリーの歩み」をご参照ください。
アクセス ●JRで
JR鹿児島線「川尻」下車。タクシーで約5分。
●バスで
熊本交通センターより「松橋」「国町」方面。「杉島」バス停。
●自動車で
九州自動車道「御船IC」より約20分

※地図
Yahoo!JAPAN 地図を開きます

 

製造部

 当社製品の多くは、自社工場で一貫生産しています。熟練スタッフが次のような装置を用いて製造を行っています。

●真空凍結乾燥機
ローヤルゼリー原乳を乾燥させる装置です。原料に高温をかけることなく、原乳中の水分のみを取り除くことが出来ます。

●自動カプセル充填機
原料粉末をハードカプセルに充填する装置です。

直販部

 このWebサイトの運営を担当しているのは、森川ローヤルゼリー株式会社直販部です。ネットでのご注文だけでなく、電話・ハガキ・FAXでのお客様からのご注文を承っています。
商品や各種サービスについてのお問い合わせも受付けています。

※直販部へのお問い合わせは、「当社直販部へのご連絡」をご覧ください。

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森川ローヤルゼリーの歩み

 当社の創業当時からの歩みを写真などを交えながらご紹介します。

創業(1950年)~1960年代前半

 「森川養蜂場」から「森川ローヤルゼリー株式会社」としてスタートした直後ころのようです。 トラックの荷台に積んでいるのは、ミツバチの巣箱です。熊本県と鹿児島県の複数の蜂場を移動する途中に立ち寄った時の模様です。

 右の写真は同じころのミカン畑での養蜂のようすです。 熊本では各種の柑橘作物の栽培が盛んです。初夏のころミカンなどの白い花が咲きますので、ミカン農家にお願いしてミツバチをおかせてもらいます。採れたハチミツはミカンの香りがほのかに残ります。

夏の阿蘇高原でのローヤルゼリー採集

 1960年代の熊本県阿蘇地方の蜂場の様子です。3月のナタネ(菜の花)、4月のレンゲ、5月のミカンと採蜜したあと、ミツバチは阿蘇の高原地方に移動します。ローヤルゼリーはそこで腰を落ち着けて生産します。この写真の奥にあるのは移虫や採乳作業をするためのテントです。

 右の写真は、人工王台に蓄えられたローヤルゼリーを採集している様子です。写真のように手作業でローヤルゼリーを集めます。この写真は40年ほど前の物ですが、今も同じ方法で手作業です。

1965年ごろ

 1965年当時社屋は熊本県のほぼ中央、富合町(現熊本市南区富合町)杉島の国道三号沿いにありました。社屋の正面にはショーウィンドウもあり、当時としては「ハイカラ」な建物です。

 当時の店内応接室に取り扱い製品をならべたところです。 円内は、当社の創業者 森川保羅です。ちなみに少年は現社長です(当時4歳ころ)。手に持っているのがローヤルゼリー製品です。

 当時販売していた製品です。ローヤルゼリーを入れたハードカプセルをプラスティックケースに並べて販売していました。そのころ60球で\3,000でした。もちろん当時としては高価なものですので、「ばら売り」もおこなっていました。

 右は当時の新聞広告(1969年8月毎日新聞掲載)です。キャッチコピーなど時代を感じます。

 右の写真は、百貨店などで行われていた展示販売会の様子です。当社がローヤルゼリーの販売を始めたころは、ローヤルゼリーという言葉さえも知らない方が多かったようです。「高品質のハチミツですか?」とか「お菓子の一種ですか?」といった質問もあったとか。
ですから、当社の製品を販売するというより、まずローヤルゼリーの啓蒙活動からおこなっていました。

 右はご購入いただいたお客様からのお礼状です。ご注文と合わせてご利用いただいた感想や近況をお伝えいただいていました。

1970年代

 国道改修のため、富合町古閑に本社社屋と工場を建設し、移転しました。当時は町内行政区変更前で「富合町志々水(しじみず)888-1」との住所表示でしたが、「888-1」(ハチミツ一番)とゴロのいい番地です。広告塔はネオンサインで、かなり遠くからも見えていました。

 右の写真はは1973(昭和48)年製造の「キング60」です。今とほとんど変わっていませんね。

1980年代

 右の写真は当時の「キング60」です。このパッケージは細かな違いはありますが、現在も利用しています。

1996年

 インターネット黎明期の1996(平成8)年。Webサイト「みつばち館」を立ち上げました。当時は自社でドメインを取るのは大変でしたので、Infoweb(現nifty)のサーバーの間借でした。
ページ制作も、社内で「手づくり」。イラストを書いたり、エディタでタグ打をして仕上げたものです。
一時期は、「VRMLバージョン」の制作も行っていました。

2001年

 このころ、開局して間もないBSデジタル放送局で、テレビCMを流していました(再生ボタンをクリックするとCMが流れます。音声が流れますが、若干大きめなので音量に注意してください)。
 この前年に現在のドメイン(morikawa-rj.com)を取得しました。

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2004~2007年

 会社隣接地で行われた公共事業のため移転しましたが、移転先で地盤沈下事故が生じ、再度移転するなどとてもあわただしい時期でした。

2008年10月

 現在の社屋に移転。ローヤルゼリー生産に特化したコンパクトな工場兼本社となっています。また、市町村合併となり「熊本市富合町杉島」となりました(2012年4月より、「熊本市南区富合町」)。

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